ソトー100年史 1923-2023

第0章 │ □□□□□□□□□□□□□□(~0000) 67 丹菊染色整理工場と業務提携 1968(昭和43)年5月13日、当社は株式会社丹菊染色 整理工場と業務提携を締結した。同社の創業は1896(明 治29)年で、絹棉交織の着尺地、尾州縞の整理業を開始 し、大正時代に本格的な毛織物の染色整理業に乗り出 していた。1933年1月8日に株式会社丹菊染色整理工場 として法人化され、四幅毛織物の染色整理を中心として サージなどの無地物を手がけるようになったが、戦争で工 場が消失してしまった。戦後は業績を拡大し、資本金も増 資していったが、繊維産業の将来を見据え、当社と業務 提携をする道を選ぶことになった。提携後は機械設備の 拡充を進め、1970年に売上高9億6,603万円とピークに 達したが、1971年8月のニクソンショック、同年11月のド ルショックによって輸出が停滞し、大幅な受注減に見舞わ れた。1973年4月、同社の株式110万株を当社が譲り受 け、同年7月25日に社名を丹菊染工株式会社と変更し、 当社のグループ会社となった。 蘇東整絨の誕生 1912(大正元)年に愛知県一宮市で創業された合名 会社加藤染工場は、1922年に毛糸の機械染色を開始 し、その後は毛織物の反染め、機械捺染、染色整理にも 進出した。1937(昭和12)年4月30日に加藤染工場と改 称し、その後は紆余曲折を経て毛織物の染色整理の専 業メーカーとなっていた。しかし、長引く不況に勝つことは できず、1968年7月25日、当社および大日本染絨、尾州 織物染絨の3社と業務提携を結ぶことになった。1969年 12月1日に蘇東染絨株式会社と社名を変え、さらに1971 第4章 │ グループ化を経て50周年を迎える(1963 1973

RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=