ソトー100年史 1923-2023

第0章 │ □□□□□□□□□□□□□□(~0000) 143 100周年マーク 2.創立100周年を超えて 創立100周年を迎える 当社は1923(大正12)年、国内有数の毛織物産地であ る尾州で誕生し、2023(令和5)年2月25日をもって創立 100周年を迎えることになった。この間、幾多の環境の激 変があり、戦時下での苦闘があり、奇跡的な経済成長が あり、さらに深刻な市場の縮小があったものの、お客様や 取引先、株主、従業員、そして地域社会の支援もあり、当 社は1世紀におよぶ歴史を紡ぐことができた。なかでも繊 維産業は1990年代以降、中国をはじめとする海外に生 産拠点が移り、国内の空洞化が進んだ結果、業界再編の 嵐が吹き荒れることになり、尾州においてもメーカーや同 業他社の廃業や淘汰が進んだ。 激変する事業環境の中にあって当社は時に合理化や 集約を図り、時に事業領域の拡大のための垂直展開を図 るなど、時代の変化を見据えながら着実に前進してきた。 創立100周年を迎えた今、先人たちのたゆみない努力に よって築き上げられた資産や技術を継承するとともに時 代に即した改革を進めていくことが求められている。 次の100年に向けて 100周年を迎えた当社を取り巻く環境は、新型コロナ ウィルス感染症が完全には収束せず、地政学的なリスク が拡大するなど、先行きが見通せない厳しい状況が続い ている。また、社会や人々、株主は企業にSDGsへの対応 を強く求めており、以前にも増してその対応が企業価値の 向上に直結する時代となっている。繊維産業においては 第9章 │ 優れた感性と技術で新たな価値の創造へ(2018 2 23

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