ソトー100年史 1923-2023

第0章 │ □□□□□□□□□□□□□□(~0000) 109 規事業の発掘、拡大を目指すことを目的に野村系のベン チャー投資ファンドに参加した。出資してリターンを得る ことが目的ではなく、あくまで異業種を含んだ新事業に つながる情報を得るためだったことから、事業会社とベン チャーキャピタルの2者で共同設立する二人組合方式と した。 最終的にこれを生かした投資はなされなかったものの、 さまざまな情報が得られたこと、当社が異業種進出に前 向きであることを対外的にアピールすることができ、その 後の企業連携に役立った。 グループ会社4社を完全子会社化 グループ全体の資本関係をより強固なものとし、経営 の迅速化・効率化によってグループ総合力を向上させ、企 業価値を拡大していくことを目的として2006(平成18)年 2月、子会社の日本化繊と関東整染の2社を株式交換によ り完全子会社化した。 また、工場統合の一環として2006年6月、当社第二工 場と子会社のソトーテクロスとの工場統合を行い、生産体 制の充実と適正化を図った。 2007年3月には子会社のソトー商事とソトー興産の2 社も完全子会社化した。 ダイドーリミテッドとの業務提携 2006(平成18)年2月、当社はダイドーリミテッドと業 務提携契約を締結した。同社は紡績から縫製までの一貫 メーカーであり、また消費者に直結した小売業まで手が ける総合繊維会社であるものの、生産拠点はすべて中国 第8章 │ 繊維事業をタテおよびヨコに拡大・伸長(2003 2 17

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