48 資本金の増資と創業25周年記念 1948(昭和23)年5月、1928年以来30万円のまま だった資本金を一気に150万円(3万株)まで増資した。 これは第2新株と呼ばれるもので、3月1日に既存の株主 に対し所有株式1株につき4株を割り当て、新たに120万円 (2万4,000株)を増資するもので、3月20日の臨時株主総 会の承認を得て5月15日に全額払い込みが完了した。 さらに同年11月29日の取締役会で300万円への増資 を討議し、12月24日の株主総会で承認された。これは第 3新株で、11月末の株主に1対1で割り当て、払い込み期 日は翌1949年3月7日とした。株主はこれによって133人 となった。 1948年11月、当社は創業25周年を迎え、記念式典を 開催した。男子社員には記念品として大理石の置時計、 女子社員には姫鏡台が贈られた。会場には多くの花輪が 飾られ、模擬店が人気を集めた。 一宮工場の操業開始 1948(昭和23)年7月25日、一宮市八幡通りで工場土 地6,763坪、社宅敷地659坪、建物1,360坪の整理工場 をはじめとする計3,039坪を取得し、1949年5月から一 宮工場の建設を開始した。1950年5月10日に建設班を 編成して一部機械の据え付けを始め、同年8月1日に操業 を開始した。建物と設備の拡充も図り、整理工場(南側) の鉄筋コンクリート平屋建て1,360坪余と、同じく北側に 同構造の約754坪、男子寄宿舎木造2階建て延べ117 坪、女子寄宿舎木造3階建て延べ142坪を完成させた。 同年10月に社宅69坪余、11月にはボイラー室、染色工 第3章 │ 事業環境激変のなかでの急成長(1946~1962) 創立25周年の記念品、従業員に贈られた大理 石置時計と姫鏡台 一宮工場地鎮祭
RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=