ソトー100年史 1923-2023

56 1958年4月28日、新工場は本社第二工場として落成し た。旧工場に南接し、敷地5,477坪、整理工場2,142.5 坪以下計2,881坪余りの規模を持ち、事務所や食堂、染 色工場は建設中であったが、1959年には2階建ての食堂 407.52坪が完成した。さらに第二工場の稼働開始後、旧 工場の増改築に着手し、9月12日に地鎮祭を挙行した。 工場は新工場と呼んでいいほどの一新を施し、本社第一 工場となった。 一宮工場と佐野工場の増強 一宮工場の増築も行った。1958(昭和33)年4月上 旬、電気プレス仕上げ工場330.14坪ならびに資材倉庫 の一部中2階付き延べ80坪の工事を完了した。6月上旬 には、敷地内に女子寄宿舎3階建て1棟延べ236 . 24坪 (第1白樺寮)を完成させた。また、佐野工場でも4月上 旬、36坪の漂白工場を竣工した。1959年9月1日には一 宮工場に、1階を製品倉庫とした食堂494坪(舞台付)を 完成させた。 一連の増改築により、当社は第一、第二、一宮、佐野の 計4工場を持つことになった。 第3章 │ 事業環境激変のなかでの急成長(1946~1962) 完成した本社第二工場 完成した一宮工場食堂 建築中の本社第一工場

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