第0章 │ □□□□□□□□□□□□□□(~0000) 77 染色研究所の開設 当社は染色技術の向上に一貫して取り組んできた。 1960年代後半、コンピュータ技術が進展し、1970年代 には測色機とコンピュータを使って色合わせを行うコン ピュータ・カラー・マッチング(CCM)の技術開発が始まっ た。当社でも1977(昭和52)年に、本格導入に向けた技術 開発を開始した。また染色業界ではウール以外の素材が 増え、複合素材のウェイトも増えてゆくことが予想された ため、科学的に染色技術を開発していく必要性が高まっ ていた。そこで、1977年11月1日付けで染色研究所を設 立した。設立の目的は、基礎データの収集・蓄積、将来的 な後染めの研究、CCMの導入、若手技術者への染色全般 の知識・技術の習得とした。開設から約1年後の1978年10 月15日、第1回の研究発表報告会が行われた。 1978年11月、CCMの測色機として米国マクベス社 のMS -2000を研究所に設置し、さらにCCMに使うコン ピュータはIBM5110を採用した。これに伴い、技術者二 人を欧米に派遣し、CCMへの理解を深めた。導入したコ 第5章 │ オイルショック後の経営改革と計画経営の開始(1974 1988 CCMのコンピュータ 昭和52年当時の工場
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